Vol.16 《Arthur(アーサー)》さんにインタビュー

とにかくTwitterのRTがまわる
Photographer|Arthur(アーサー)さん
@Arthur_Gray

に取材しました。


よくコスナビのイベントに来て頂き
作品のRTやFAVが
凄いことなるアーサーさんです。
作品も素敵だと思いますが
物凄くフォロワーのいる
有名レイヤーさんじゃなくても
まわるので何故か理解できないです。



― まずお聞きしたいのは
  何故RTがまわり、FAVが多数つくのか
  アーサーさんなりの
  分析をお願い致します。


Arthur(アーサー):
うわ。スゴイところに来ましたね。
『物凄くフォロワーのいる
有名レイヤーさんじゃなくても、
まわるので何故か理解できない』って。
なんかこの時点で、
様々なレイヤーをdisって
居るような、
僕もdisられているような(笑)

確かに自分は有名レイヤーさんとは
無縁のローカルカメラマンですが(–;

ええ。
コスナビさんのイベントで撮影して、
帰るまでの間に速報をUPしたら
家に帰ったときには
1000とか回ってる事が多々ありました。

おっしゃる通り
フォロワー数はそんなにいませんから、
純粋にタイミングだと思います。
ある程度以上、
良い写真が撮れていれば、
見てさえくれていれば伸びるもんですよ。
UPするタイミングは。。。
実は気を付けています。
見てほしいですから。
インフルエンサーをつかむ
タイミングは企業秘密です(笑)

― 大変失礼しました。
  全くdisっておりません。
  イベント後、何度もすごい勢いで
  回っているツイートを見たので
  簡単にまわってる感じがして、
  神社・地下トンネルなどなど




― 撮影してツイートが
  これは伸びるってわかりますか?


Arthur(アーサー):
分かります。
っていうかイベントの時に
「良いの撮れた」と思ったら伸びますよね。
伸びる写真ってオーラありますよね。



― いつからRTやFavが
  回る様になりましたか?
  キッカケもお願いします。

Arthur(アーサー):
男性レイヤーを優先的に
撮り始めてからだと思います。
ZoZoさんとかNoriさんとか
AJさん(違)とか。
男性レイヤーさんだと、
気兼ねなく色んなイメージで写真を撮れますから。
ストロボもガンガン直当して、
そのまま無加工でUPしても怒られないですし(笑)



― 撮影のこだわりは?

Arthur(アーサー):
自分の写真、知ってるかもしれないけど
基本的に無加工なんですよ。
もちろんお渡しした写真は
どう加工しようが何に使おうが
口を出すことはないんですけど。
僕がUPするときは無加工という
ルールで撮影を引き受けています。
だからイベントとかの
速報があれだけ早く出せるわけで。

ロケ地やイベントの勢い、
コスプレイヤーさんのコスチューム,
ウィッグ,メイクを十二分に魅せて行きたい。
そういうものが引き立つように気を付けています。
特殊撮影や特殊効果、
僕も使いますけどあくまで味付けとして控えめに、激辛コッテリ全部入りラーメン
みたいな写真にならないように
気を付けています。
カメラマン色が強すぎて
「どこで誰を撮っても同じでしょ」
みたいなのは避けたいと。
バランスですよね。

あと「後で加工すればいいや」ってのは、
僕のスタイルでは無しですね。なので
「顔とかもスゴイ写真加工して現実味を消したい系の方」
とはスタンスが合わないかもしれないですね。

そうそう。
最近、海外レイヤーとかの
写真で流行している超加工コスプレも
観るのは好きですヨ。
でも僕は観る専ですね。

― なんと!! 驚きです。
「僕がUPするときは無加工」
流石です!!




― コスプレの楽しさは?

Arthur(アーサー):
コスプレイヤーさんは作品好きが溢れ出てて、
その溢れたパワーでコスプレするわけですよ。
そのパワーが現実の世界に
キャラクター達を出現させるわけですよね。
そしてカメラマンは
そのエネルギーを撮らせてもらうワケで。
 
すごく心地が良いです。
最高ですよね。



― コスナビ写真展に
  毎年出展していただてますがご感想は?


Arthur(アーサー):
毎年すごいエネルギーだと思います。
もっと「なんちゃら賞」
とか増やしてくださいよ。
僕程度でも貰えるような賞が
増えたらうれしいです(笑)
顔が濃いカメラマン賞とか、
撮影が賑やか賞とか。



― 今後の抱負は?

Arthur(アーサー):
初めてカメラを持った時には
コスプレカメラマンでしたから、
コスプレイヤーさんだけ撮る
二次創作カメラマンのみでやってきました。
折角カメラを扱えるようになったので、
地力をつけていろいろな創作的表現に
チャレンジしていきたいです。



Arthurさんには
コスナビ写真展レガシー2020に
出展して頂く事になりました。
現場で勝負しているArthurは
本当に凄いと思います。
是非、レガシー2020
Arthurさんの作品をご覧ください。

 

写真展レガシー2020詳細へ



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