Vol.3


東海中心に活動する人気イベンター
麗Yer’sさん(@reiyers_cos
の社長&専務と対談させて頂きました。

麗Yer’sを設立した話から
皆さんが気になっていた
《あのイベント》についても直撃!


― 昨年、麗Yer’sの
 巾着田イベントにお邪魔しました。
 巾着田のイベントについて
 声があがったと思います。
 「あそこは無料で撮影できるのに
 イベントを開催して良くないとか
 ロケ地荒らしだとか」
 その事についてどう思いますか

社長:
皆さんの趣味を邪魔する気はなくて、
私達がイベントを開催することで
利便性をよくします。
 
例えば更衣室があったり、
保険に入っていたり、
スタッフがついていて、
困った事があったら対応したり、
コンシェルジュ的にサポートし
より良い撮影環境をご用意します。

写真集の頒布などの許可も頂いているので
頒布しやすいかと思います。
利便性を良くする事で参加しやすくして、
多くの方に来ていただき地域を
活性化していきたいと思っております。

麗Yer’sに参加して頂いた
お客様にはサービスを提供し、
麗Yer’sに参加していない方がいても、
大丈夫ですし邪魔は致しません。

専務:
巾着田の場合、行政の方から公園なので
無料開放してます。
どなたでもご自由にどうぞ、でやってきて
状況としては期間中は¥300〜の
入場料をとってますが、
コスプレイヤーさんの来る時間が早いので
営業時間外で集金ができない状況で、
それが毎年ふえつづけ、
どういう風に撮影しているのか。
ルールを守って頂いているのか。
行政としても心配な所と困った所が
でてきて収集がつかないように
なってきたそうです。

今後どうするか分からないけど
今年はイベンターさんに入ってもらって、
どのようにやっているか
見てみたいとお願いされました。
それで今年はイベントを
開催する事とにしました。

最終的にイベントの規約や
ノウハウをお伝えした感じです。
ただ毎年撮影をされている方も
いらっしゃるので、邪魔をするつもりでは
ないことを誤解して頂かない様に
「個人で許可をとって撮影される方を
阻害するつもりはございません」
とホームページと記載させて頂きました。

― Twitterで話題になってたけど内情までは、
 皆分からないので仕方ないですね。
 行政はなかなか、個人から集金しづらい所が
 あるのでイベンターを入れる事で
 更衣室代・受付のテント代
 〈祭りの時はテントと場所で料金が決まってます。〉
 も支払い、入場料も100%支払い
 結果的に地元にお金を落としているのは
 事実ですがそこは伝わらないですね。
 コスプレはウチを通せみたいな感じでなく、
 個人で許可をとって撮影する人に
 気を使ったのはとても良いなと思いました。


― そういえばワープステーションも
 同じ感じでしたね笑
 「昔コスプレやって良かった所を

 麗Yer’sがイベントやっている」
 みたいな声が上がってました。
 実はワープステーションは
 本当に許可をとるのが
 大変なのはわかってます。
 会社の審査もあるし、信用もいるし、

 コスリュウさんも
 交渉してダメだったみたいです。
 麗Yer’sさんはご挨拶も

 こまめに行っているみたいだし、
 大事に繋いで信用を築いているので、
 なんとかイベント開催できているという
 苦労は伝わらないですよね。

社長:
ロケ地の方の担当者や人柄で決めてます。
惚れ込めればやる感じです。
共にお客様を大事にしてくれる所、
更衣室がしっかり確保できる所
でないとできないです。

ロケーションの良さや撮れ高など
独自の点数をつけて
イベント開催を決めています。
何度もイベントを開催することで
より良くなるようにしてます。
良い会場は1年かけて
地道に営業している会場もあります。

― 地域がやろうって気持ちがない所で
 イベントは難しいですよね。


― 接点がないのに麗Yer’s社長から
 いきなり「お会いできないか」と
 メールがきてアクティブだなーと
 思ったんですが社長はどんな人ですか

専務:
当社は保険代理店なんです。

20年前に全国でも上位の売り上げの
「小川(麗Yer’s社長)さんに
色々指導してもらうと良いよ」って
紹介してもらったのが縁です。

普通の営業マンは、
ちょっとお話をしてパンフレットを出して
商品を詳しく丁寧に説明をして、
お客さんがなんとなく理解して、
契約する感じなんです。

進め方や説明の仕方など
マニュアル的なんですが、
社長の保険の取り方が
普通の営業の方と全然違ってました。
誰にもマネできない営業でした。

パンフレットを出さないし、
持ってもいないんです。
えー?!と思ったんです。
そこで、どうしたかと言うと
「心配事はないですか?」
「何がご不安ですか?」
と聞いて
お客様の事を聞いて丸裸になってくるんです。

お客さんの方から
「実はこれが困ってる」
と、相談してくるようになり
小川(麗Yer’s社長)さんが
「それだったらこれにしましょう!」
と提案したら
お客様が「それにしましょう」って、
すぐ決まってしまう感じなんです。
保険会社の商品だと
パッケージなってるんですが、
実は余分な商品は抜けるんです。

普通は面倒くさいので抜かないんですが
いらない商品を抜けば金額が下がるので
何百円でも安くしてあげるために
社長はお客様に合わせて手間をかけていらない
商品を抜いてご案内しているので、
社長が進めた保険に納得してくれます。

保険会社が利益のために作った商品や
リスクの少ない商品など全てお伝えして、
お客様に説明しています。

裁判の判例も全部目を通して勉強もしていて
本当にお客様のことを
考え裏付けられた理論なので
「是非、小川(麗Yer’s社長)さんと保険の契約をしたい」
って来るんです。

社長のワンマンプレーだったんですが、
5年前にクモ膜下出血で倒れて
意識不明になり会社が止まってしまいました。

社長:
その時 悟ったんです。
全部自分で営業していたので
自分が倒れたら会社が機能しなくなり
どう仕様もなくなり
こうゆう商売はいけないと思いました。

みんなが出来る事を考えて行こうと思い、
サブカルチャーの方と趣味で
繋がりながら相談できる間柄になり、
保険とリンクするビジネスモデルを
目指すため《麗Yer’s》が生まれてきました。

専務:
イベントで顔見知りだと話しやすいし、
良くしてあげるのがわかって貰えるので。


― その割には全然 保険の宣伝してませんね


専務:
ホームページの隅にちょこっと載せてます。


― もっとアピールした方が
 いいんじゃないですか

専務:
そこやりすぎると麗Yer’sに行くと
保険の話されるぞと
なるので時期を見てます。笑

社長:
お話できる関係になって仲良くなって、
話の中で「実は・・・」となるのが下心です。


―  巾着田でお手伝いした時
 麗Yer’s社員の濱口さんの
 仕事ぶりを見て
 コスプレイヤーさんやカメラマンさんに

 とても丁寧な説明だし、優しいし、
 キッチリしてて、とても関心したんです。
 保険屋だったからだと気づきました。


一同:
笑笑笑


麗Yer’sさんのHPに
保険のお知らせが書いてありました!
巾着田の彼岸花イベント


《コメント》

保険に入っていただく
下心でコスプレイベントを
はじめたみたいですが
そこは全く実らず、
今までのお客様の紹介で
保険の方はやっているそうです。

今では、純粋にコスプレイベントが
楽しくなり、楽しんでやってるそうです。
麗Yer’sさんがイベントを開催している
結婚式場やワーブステーション等で
イベントを開催する事は
本当にイベントにこぎ着けるのが
難しい会場です。
当社もチャレンジしたりしましたが、
全く相手にされませんでした。

小川さんのアクティブさと
月日をかけた交渉、その後のケアが
あるから継続して
開催できる事がすごくわかりました。

Twitterで「ロケ地荒らし」
「墓場荒らし」など見かけましたが
麗Yer’sさんのやっている事が
理解されていないなと遠くから見てました。

ロケ地と丁寧に交渉し地元にも
お金をおとし丁寧に運営していて
入金やシステムなどルールも
しっかりしていて、
麗Yer’sさんから学ぶ事がいっぱいです。
経営面では本当にリスペクトしてます。

環境を準備して費用を頂くだけで、
コスプレイヤーさんや
カメラマンに縄張りみたいに、
「直接会場に電話するな」とか
「撮影をするな」とか
コスプレイヤーさんやカメラマンに
一切干渉する事なくやっているのが
事実かと思います。

コスプレAWADE2020に麗Yer’sさんも参加して頂く事となり心強いです。
♯麗Yers

保険のご相談は麗Yer’sさんにしてみては?笑

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